釧網協議会「㈱アグウェイ」牧場視察研修を開催！

2025年10月29日、釧網協議会（釧路地方連・網走地方連）では総勢17名参加が参加して、標茶町虹別の「㈱アグウェイ（代表取締役　山本隆氏）」の牧場視察研修を開催しました。

㈱アグウェイの経営概況は、牧草地95ha、デントコーン45ha、放牧地2ha、総頭数440頭（経産牛240頭、育成牛200頭）、1頭当たり乳量10,111kg、年間出荷乳量2,250㌧（2025年度予定）。

これまでの沿革としては、1929年に祖父が入植され、1933年に乳牛3頭を導入して搾乳開始、1992年に新たにフリーストール牛舎・8Ｗパーラーを建設して規模拡大を図り、その後、2003年に第56回日本酪農研究会で黒澤賞受賞、2007年には北海道乳質改善大賞も受賞されています。

今回の視察研修の目的の一つとしては、優れた繁殖技術を学ばせて頂くことでした。視察時点での検定成績は、初産分娩月齢23ヶ月21日、平均分娩間隔361日、平均空胎日数81日、平均授精回数も少ないことから、発情発見率・受胎率・妊娠率は釧路管内平均と比較して極めて高い成績を残されています。牛舎、分娩舎、パーラー施設を見学させて頂く中、山本さんには多くの質問に丁寧にお答え頂き、参加者それぞれにとって有意義な視察研修になったことと思います。

視察後は虹別市街の「レストランきらり」に移動して、山本さんと昼食を囲みながら情報交換・交流を楽しみました。山本隆さん、この度は視察受入ありがとうございました！

事務局記