酪青研 活動報告11 幌延地方連 視察研修

幌延地方連(中村康宏委員長)は10月18日(火)秋季の視察研修を行いました。
前夜、降雨があり心配されましたが当日は一転秋晴れとなり、天塩・幌延・豊富の各地区から9名の会員が参加しました。
視察は、豊富町豊徳地区の白田牧場とTMRセンター「合同会社ディリーフィードサロベツ」の2ヶ所を伺いました。

白田牧場は、平成14年に道北では一早く搾乳ロボットを導入し注目された家族経営の牧場です。現在、飼養頭数は約170頭、出荷乳量は約1,600t/年となっており、フリーストール牛舎(搾乳ロボット2台)と繋ぎ牛舎を併用して経営を行っています。視察では、ロボット導入時のポイントや苦労した点を中心に様々な質問が飛び交っていました。経営者の白田浩一さんは、「搾乳ロボットというと機械にお任せというイメージをお持ちだと思うが、機械は24時間動いている。これは人間も24時間体制で管理をする覚悟が必要だということ。」とお話をされていました。

【白田牧場】LELY社のロボットを見学

【白田牧場】LELY社のロボットを見学

【白田牧場】看板前にて記念撮影

【白田牧場】看板前にて記念撮影

次に訪れたディリーフードサロベツは、今年度から稼動が始まった構成員10戸のまだ新しいTMRセンターです。先の白田さんも構成員として参加され副代表を務められています。バンカーは16基(25,152立米)を保有し、管理する草地面積は710.3haとなっています。バンカーはすでに完成しており今年産のグラスサイレージが調整されていたものの、飼料製造棟や機械保管庫、事務棟などは未だ建設中でした。参加者からの「構成員の意見がまとまらないといった苦労はあるか?」との質問に、代表の山岸氏は「やろう!となったら自然とベクトルが合う仲間。今の所苦労はない。」と答えられていました。また、“道内でもまだ何台もないはず”という配送用のプッシュ式ダンプも見せていただき、「牛舎の中に直接入って荷降しができ便利だ!」と参加者の中でも好評でした。
視察は宗谷農業改良普及センター北部支所のご協力もあり、非常に有意義なものとなりました。

【デイリーフィードサロベツ】 バンカーと建設中の飼料製造施設など

【デイリーフィードサロベツ】
バンカーと建設中の飼料製造施設など

幌延地方連事務局  村田 記

ハロウィンの準備中?! 「巨大カボチャが重たい・・・」 (大山が異動して寂しい村田事務局)

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「巨大カボチャが重たい・・・」
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