釧網協議会 中標津さいとうFARM視察研修開催
秋晴れの空の下、10/25(金)に釧網協議会で中標津町の株式会社さいとうFARMで視察研修をおこないました。
さいとうFARMはゲノム解析等のデータを活用した農業DXを実践し2017年に受精卵が世界100位、2021年8月に上位雌牛NMS100傑に入った牧場です。
また持続可能な酪農とするため、ロボット搾乳や餌やりロボットの導入など機械化を進め、労働力の削減を実現しています。
経産牛頭数約300頭、年間出荷乳量は2,700tの牧場です。
齋藤代表取締役よりゲノム解析を取り入れた経緯や農協全体での取り組みについてご説明いただきました。
特に印象的だったのは「赤道に近づくほど暑熱に対応するため生物の表面積が小さくなることから、さいとうFARMでは暑熱対策の一環としてゲノム解析により牛のサイズが小さくなるよう改良している」という話でした。
ここ数年で北海道でも暑熱対策が必要な環境になってきています。扇風機等々設備的な対策以外にゲノム解析技術を活用した暑熱対策があることを知り非常に有意義な研修となりました。