「鎌倉殿の13人」ゆかりの地と丹那牛乳「酪農王国オラッチェ」を訪ねて  ~関東婦人研修会を3年ぶり開催!!~

本格的な冬が始まる頃、2022年12月8日〜9日に関東協議会の婦人研修会を伊豆半島にて開催いたしました。
婦人研修会の開催はコロナ禍直前の2020年2月を最後に3年ぶり。その間に関東協議会の会長も山辺前会長から篠﨑会長にバトンタッチしております。どれだけの方にご参加頂けるか企画段階からドキドキでしたが、6名のご婦人に参加頂き、総勢10名(内会員8名、事務局2名)で楽しく開催することが出来ました。
初日は東京駅に集合し、新幹線で三島駅まで移動。最初に向かったのは駅近くにある三嶋大社です。源頼朝が源氏復興を祈願したことで有名で、頼朝旗揚げ成功以来、多くの武士に崇敬されてきました。その御本殿も荘厳な作りで、その高さは23m。鬼瓦の高さも4mあり、出雲大社とともに国内最大級です。境内には、源頼朝・北条政子が参拝の際に一休みしたと云われる腰掛石もありました。

続いて向かったのは、「鎌倉殿の13人」伊豆の国大河ドラマ館。すでにお気づきの方もおられるかもしれませんが、伊豆は2022年大河ドラマの主人公・北条義時が生まれ育った場所。北条家や源家にも所縁のあるところが多く、ドラマのロケ撮影も実施されたようです。期間限定で開館していたドラマ館では、等身大パネル、衣装や小道具などが置いてあり、撮影時の様子の特別ムービーを見ながら中世の世界観を感じました。

その後熱海市街まで移動し、この日は後楽園ホテルに宿泊。海を眺めながら温泉につかり、日頃の疲れを癒しました。
翌日は、今回の研修のメインである「丹那牛乳」と隣接する施設「酪農王国オラッチェ」を最初に視察致しました。

丹那牛乳の野田課長に歴史や特徴を教えて頂きながら、場内をご案内頂きました。丹那牛乳は昭和30年に「自分の子や孫に飲ませる牛乳を消費者の皆様にも」という情熱を持った丹那の酪農家たちによって創設されたそうです。現在もその志が受け継がれる丹那牛乳の最大の特徴は、「酪農家と工場が近いこと」。一番遠い酪農家で片道2時間の距離のため、生乳の鮮度がとても高く「安心・安全・新鮮」な牛乳を皆様にお届けしております。実際に今回の見学では工場近くの野牧場さんも外から視察したのですが、工場から徒歩一分の距離にあり、出荷~受入~製造までの時間が短いことが実感できました。

その後は、再び熱海の方に戻り、熱海城を見学。天守閣から熱海市街や伊豆諸島を眺望することができ、快晴だったこの日はとても綺麗でした。

最後は熱海駅前平和通り商店街でお買い物。今回の研修の思い出として、それぞれ思い思いに散策しながらお土産を購入しました。
今回の研修ではまだコロナの影響が心配される中の開催でしたが、参加者の皆様方にご協力頂き無事に終えることが出来ました。今回の研修の反省点を活かし、来年はさらに充実した研修に出来ればと思います。
(事務局記)