東根室地方連 牛群検定Webシステム勉強会(オンライン)を開催しました!

さる11月17日㈫、デイリィサポートタナカ田中義春氏(北海道酪農検定検査協会アドバイザー)を講師に招き、勉強会を開催しました。
当初は対面を予定していましたが、新型コロナ感染拡大状況を勘案し、講師(札幌市)と会員(別海町)をウェブ会議ツールで繋いだオンライン形式での開催となりました。
講義では、乳中ケトン体(BHB)情報による潜在性ケトーシスのモニタリングや、乳汁サンプルを用いた受胎確認(PAGs検査)の乳検オプション化、ルーメンコンディションの把握と飼料設計に役立つ脂肪酸組成(デノボ)など、充実一途の牛群検定メニューについて説明をいただきました。
WebシステムDLについては、参加会員の実際のデータを用いて説明が行われ、自経営の過去の成績との比較や、同地区・同規模経営と自身の比較などを可視化しやすいシステムとなっていることを学ぶことができ、飼養管理を見直す上で、検定データ活用が非常に有用であるということがわかりました。
東根室地方連においては初のオンライン勉強会ということで、手探りの部分もありましたが、会員からは充実した勉強会だったという声も上がり、新たな生活様式の中における活動のかたちとして、手応えを感じられる機会となりました。
(東根室地方連事務局 記)