酪青研 活動報告154 宮崎県連盟 研修会開催

去る2019年6月25日(火)~26日(水)にかけて、宮崎県酪農青年研究連盟に於いて研修会が開催されました。今回の研修内容は九州ならではの暑熱対策をテーマに、世界的にミネラル剤の販売を手掛けるジンプロアニマルニュートリションジャパン社より、高尾様をお招きし、座学とバーンミーティングの研修会となりました。

松原委員長の挨拶で座学スタート

高尾様には2月に開催した九州協議会デイリーヤンガーの研修会にも講師として参加していただき、その時の内容が非常に好評であったことから今回の開催となりました。初日の座学では暑熱によって乳牛の体がどのように変化し、どのようなダメージが何処に現れるのか?またその機序は?暑い時の乳牛の行動は?といった基本的なところから教えていただき、その影響を緩和・改善する為にはどうすれば良いのか?といったお話をしていただきました。アメリカの農場も行き来する経験豊富な高尾様のわかりやすい話に会員の皆さんも熱心に耳を傾けられておりました。ミネラル剤の会社の方ですが、乳牛目線の話が大半でとても興味深いお話でした。雪印種苗様からは新商品の紹介もあり、皆さんも興味を示されておりました。

次の日は会員の方の牧場でバーンミーティングを行い、座学の振り返りもしながら、会員の皆さんの関心も高い自動化された施設や設備を見学させていただき、これからの経営への大きな刺激になったのではないでしょうか?

ロボットに興味深々

2日目のバーンミーティング

もちろん、初日の夜は都城で懇親会を開催し、地元の地鶏とキジを食べながら親睦を深めました。事務局もキジ肉は初めてでしたがその美味しさに感動でした。

九州協議会事務局長  北村 記

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