十勝協議会 帯広畜産大学にて視察研修会を開催!

十勝協議会では、3月21日に視察研修会を開催いたしました。北は陸別、南は広尾から総勢13名が集まり、向かった視察先は帯広畜産大学!

帯広畜産大学では、2023年4月に新たな実習棟(牛舎・搾乳舎)が完成し、真新しい設備で教育活動が行われています。コンセプトは「次世代教育モデルファーム」。十勝のみならず、日本の酪農を担う人材を育成するべく、最新の設備を導入しながらも家畜を取り扱う基礎を学べるような設計となっております。

8頭Wパラレルパーラー

2023年夏の猛暑による打撃を受けた牧場は少なくないと思われますが、新牛舎を構えた帯広畜産大学では大きな影響を受けなかったとのこと。フリーバーン牛舎や多くの換気扇などによって、風通しが良く涼しい環境が保たれていたことが暑熱対策成功の大きな要因なのではないか、と先生方が話されていました。また実習の際には、作業が見えない学生が生じてしまわないよう、作業者が身に着けたカメラをモニターに投影できるような設備も用意。

ウシが快適に過ごすフリーバーン牛舎 大量の換気扇が設置されている

細かな作業をモニターに投影できる実習室

乳牛、職員、学生のすべてが快適に過ごせるような牛舎設計であり、参加した会員は学びになる要素が非常に多かったのではないでしょうか。

その後、会場を移動して昼食をとりながら懇親会を行いました。コロナウイルス流行後の十勝協議会の行事が久方ぶりだったので、自己紹介を交えつつ交流も深まりました!

(十勝協議会事務局記)