中標津地方連 担い手研修を開催!
2025年4月23日、中標津地方連「担い手研修」として、昨年度、日本酪農研究会で黒澤賞を受賞した北海道標茶町の大宮睦美さんの牧場を視察しました。今回は、東根室地方連の会員からも、かねてより大宮さんの牧場視察をしたいとの声が上がっていたことから、合同にて視察研修を開催しました。
当日の朝は、あいにくの雨模様でしたが、視察が始まるころには何とか雨も上がり、会員の皆さんは大宮さんとゆっくり意見交換をすることが出来ました。
大宮さんは、標茶町のJA出資型生産法人「TACSしべちゃ」において経験を積まれ、2017年に第三者継承で新規参入者として標茶町虹別地区に就農されました。明確な経営目標を掲げた上で、就農時の圃場60haで実現することを牧場コンセプトに、圃場からの栄養収量を引き上げると同時に、牛のパフォーマンスを最大限に引き出すことに取り組まれてきました。
大宮さんの取組みでは、特に牧草4回刈りや計画な粗飼料販売による牧場収益の確保が印象に残っています。こうした大宮さんの様々な取組みについて、参加した会員から活発な質問が繰り返され、大変有意義な視察研修となりました。
視察研修後は、虹別市街の「レストランきらり」に会場を移し、昼食を囲んでおしゃべりしながら、楽しいひと時を過ごしました。この場をお借りしまして、大宮睦美さん、ありがとうございました!
(中標津地方連 事務局記)