徳島県連 視察研修~高知県斉藤牧場の山地酪農を訪れて~

3月4日、徳島県連の視察研修が高知県の斉藤牧場で行われました。

この牧場では、日本でも非常に珍しい「山地酪農」を営んでいます。
斉藤牧場の生乳は、「山地酪農ブランド」として、近隣の道の駅やネット通販で販売されています。

当日は一日雨が降り、足元の悪い中でしたが、牧場見学を行うことができました。

斉藤牧場では、先述の通り「山地酪農」を営んでおり、牛を山の斜面で放牧しています。このため、牛は一般的な乳牛よりも小型で、年間乳量は約5000kgと控えめです。
しかし、その分牛乳の脂肪率が高く、特に冬場には4.5%を超えることもあるそうです。
飼料は基本的に放牧地の芝のみで、濃厚飼料はほとんど与えられません。
また、牛糞の処理は放牧地で完結しているため、搾乳室での処理が必要なくらいで手間がほぼありません。
種付けに関しては人工授精ではなく、雄牛を導入して自然交配を行っており、人も手間がほぼかかっていません。

視察中には、日本でもあまり知られていない山地酪農について、多くの質問が飛び交いました。
斉藤社長の酪農に対する熱い思いや哲学を直接聞けたことは、参加された会員さんにとって大変貴重な経験だったと思います。


最後は「山地酪農ブランド」の牛乳を片手にお話を聞きました!

広大な山地を購入して切り開き、そこで放牧をするという斉藤牧場の取り組みは、簡単にまねできるものではありません。
しかし、作業の省力化や人口が減少した里山の活用など、これからの酪農や日本全体にとって非常に貴重なモデルケースであると感じました。