事務局便り(in橋本牧場)

祝賀会の翌日、関東協議会 山辺会長、稲井事務局長、酒見事務局と共に橋本牧場にうかがいました。

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牧場の入口には素敵な事務所があり(お住まいかと勘違いしてしまいました)
中に入ると3年連続で受賞されている『福島県酪農協 良質乳生産コンクール』最優秀賞の楯が飾られていました。そして、昨年11月の『第68回 日本酪農研究会』改善賞の楯と太田賞のトロフィーも飾られていました。

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牛舎の横の建物に入ると、自動離脱の搾乳機がありました。
(訪問した際には、当日の搾乳は終えていたので、搾乳は見学出来ませんでした)

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牛舎に入ると経営発表でも話があった『お湯が流れる連続水槽』で牛達が水を飲んでいました。見学した当日は季節外れの暖かさで、残念ながらお湯は流れていませんでしたが、寒さの厳しい日にはあたたかいお湯が流されます。

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牛達を優しく見守る祐子さん。

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F1の仔牛たちは浩幸さんが牛舎奥に手作りした、仔牛用スペースで大切に飼育されています。

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当日はあたたかく防寒着は着ていませんでしたが、下痢気味だという和牛仔牛には、しっかりと防寒着が着せられていました。

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「東日本大震災の被害はありましたか?」とたずねると、
乾乳牛舎の柱が傾いていることを教えてくれました。
地震が発生した当初30cm程度地割れを起こしたそうで、今も乾乳牛舎の柱が右に傾いています。「地割れをした分だけ乾乳牛舎が広くなった」と笑って話す浩幸さんと祐子さんに、震災を乗り越えて酪農を続けている橋本夫妻の強さを感じました。

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牛舎の外にはたくさんの重機がありました。
祐子さんいわく「浩幸さんの趣味」だそうです^^
震災後、酪農を中止した農家からの草地利用依頼が急増し、デントコーン畑31枚、牧草地52枚(内10km程度離れた圃場が約4割)という状況の中、周囲の期待に応えようと苦労されながら作業をされいます。

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浩幸さんと祐子さんのお話をうかがっていると、とても仲が良く、どんな苦労話も笑顔で笑い話のように話されるので、終始あたたかくて穏やかな雰囲気で見学させていただきました。何でも気さくに教えて頂き、大変勉強になりました。

浩幸さん、祐子さん、2日間大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。

日本連盟事務局  横山 記

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