酪青研 活動報告80 幌延地方連盟 視察研修会
守谷学牧場(北海道 猿払村)を視察!
幌延地方連は、10月20日に毎年恒例の視察研修会を開催しました。
視察先は、平成28年度全国優良畜産経営管理技術発表会で最優秀賞(農林水産大臣賞)を受賞した守谷牧場です。参加者は会員の方々に加え、管内農場の研修性にも参加していただき、総勢15名での開催となりました。
守谷牧場は、稚内市の南東に隣接した日本最北端の村「猿払村」にあります。飼養頭数は経産牛75頭、育成牛50頭で、フリーストール牛舎での飼養に放牧を取り入れた経営を行っています。
このことにより、放牧期の除ふん回数の減少などの労働負担軽減を実現しており、視察参加者からも経営や飼養管理方法について活発な意見交換が行われました。
また、5月中旬から10月中旬まで1日10時間の放牧の実施や、フリーストール牛舎からそのまま放牧地へ移動できるように動線を整備するなど、放牧管理に手間をかけない技術も随所に見られました。
視察後は、猿払村はホタテの漁獲量日本一ということもあり、参加者一同おいしい料理に舌鼓を打ちながら交流を深めました。
これからもより充実した研修が行えるよう、事務局としても成長していきたいと思います。
幌延地方連事務局 籾田 記