酪青研 活動報告66 九州協議会 定期総会・視察研修会
九州協議会で総会・視察研修会を開催!
梅雨入りと重なり曇り空の、去る6月6日、九州協議会は定期総会と視察研修会を開催しました。
今年は熊本県での開催となり、会場となった熊本市内ホテルの会議室に、九州協議会・福岡県連役員12名と、来賓、事務局を含め計21名が集まりました。
総会はまず、尾形会長の挨拶に始まり、「酪農情勢は大きく変わっていこうとしている。その変化を力強く乗り越えるため、酪青研はこれからもしっかり手を結んで協力していこう」と九州、全国の盟友の団結を呼びかけました。
議案については全議案、無事可決承認され、29年度のたくさんの事業について協議されました。
今年度も、7月の全体研修会、8月の域外・域内こども研修会、3月のデイリーヤンガーの集い等、もりだくさんの開催を予定しています。
総会終了後は、熊本市内で熊本県の馬刺し等、郷土料理を食べながら、九州域内の盟友との会話を楽しみました。
翌日、7日は視察研修会としまして、熊本県内のTMRセンター「(株)アドバンス」を視察しました。
天気はあいにくの強い雨でしたが、皆、熱心に施設を回って視察していきます。
(株)アドバンスは2007年に設立したTMRセンターです。24戸の酪農家、搾乳牛頭数にして1100~1200頭にトウモロコシサイレージ主体のTMRを供給しています。
2007年時点で130haだったトウモロコシの作付け面積は、2016年には295haと、約2.3倍にも増やしており、今後も増える予定とのことでした。
また、2016年度より預託育成事業も行っている、強力に地域酪農家を支えるTMRセンターです。
視察後は、昼食を取った後、2月7日の福岡県連・九州協議会合同視察研修でも訪れたパナソニック牛舎の田中牧場へ。暑くなった時期にも是非視察したいとの会員の声を受けて、視察することになりました(前回の様子は3月22日更新の酪青研活動報告40をご覧ください)。蒸し暑い環境の中でも、牛舎内は風速平均2mの風が満遍なく流れ、非常に快適な環境となっていました。前回はお聞きできなかった、熊本地震当時の牧場や地域の様子等もお聞きし、貴重で有意義な視察となりました。
九州協議会事務局 佐々木 記