酪青研 活動報告127 幌延地方連盟 視察研修会
幌延地方連 視察研究会開催!!
去る10月18日、例年恒例となった幌延地方連視察研修会を開催、会員9名が参加致しました。
今年は宗谷管内枝幸町にある、JA宗谷南の出資生産法人「ファームAYNI」様への視察をさせていただきました。JA宗谷南では平成22年に(株)アグリサポート枝幸を設立、コントラ事業を中心に組合員のサポートを行ってきましたが、地域基盤産業の維持発展を目的に(株)アグリサポート枝幸に生乳生産部門を新設することとなり、本年4月から稼動することとなりました。
当日は、JA宗谷南 生産法人設立対策室 奥平室長にご案内いただき、牧場設立経緯や施設設備の説明をしていただきました。ファームAYNIでは6台の搾乳ロボット(LELY社)、6頭シングルのアブレストパーラーを保有し、現在で搾乳牛280頭弱、今年度中に500頭まで増頭する予定となっています。フリーストール牛舎の建屋内は乾乳牛・治療牛のスペース、分娩房も備えており、作業者は牛の管理を1つの牛舎内で作業が行うことが可能となっています。また、換気を行うビニールカーテンや扇風機はセンサーで自動的に稼動し、特にビニールカーテンは太陽光により感知するなど、随所に最新鋭の設備が導入されておりました。
道北管内でも例外ではなく労働力省力化、地域の生乳生産基盤維持は課題となっており、ロボット搾乳や地域の核となるような最新鋭の農業生産法人を視察は、会員にとって非常に為になる研修となりました。
本研修をコーディネートしていただきましたJA宗谷南様に心より深謝申し上げます。
幌延地方連事務局 本間 記
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