酪青研 活動報告84 南部十勝地方連 若手視察研修

南部十勝地方連若手視察研修開催!

南部十勝地方連(小田治義委員長)では、11月24日(金)に『若手視察研修会』を開催しました。
当日はくもりの天気予報でしたが、視察開始と同時に強風と共に雪が降り出し、とても寒い中での視察研修となりました。
今回は大樹・広尾から計8名の若手メンバーが参加しました。
今回の視察先は広尾町のTMRセンター2ヵ所に伺いました。
まず1件目は(有)サンタドリームサプライ。平成17年に近隣農家5戸の構成員でスタートしています。
現在は7戸の構成員で運営をしており、牧草地は約300ha、デントコーンは100haを管理し、バンカーサイロは計21基(大:14基、小:7基)を有しています。飼料は乾乳牛用と搾乳牛用の2種類で、1日1回トラック配送を行っています。
参加者からは「今年の牧草とデントコーンの品質はどうか」との質問があり、担当者は「今年の1番牧草は品質が良く、乾物収量も高い。ただ、デントコーンは倒伏被害で土砂の混入によりあまり発酵品質には期待出来ないかもしれない」との説明がありました。

飼料の状態を確認

 

 

続いて2件目は(株)ピラオロに伺いました。平成25年9月より操業を開始し、11戸の構成員でスタートしています。現在は20戸の構成員で運営をしており、牧草地約1,000ha、デントコーンは約290haを管理しており、バンカーサイロは計25基を有しています。
飼料は乾乳期用1種類と搾乳牛用2種類で、配送は1日1回トラックでの配送を行っています。
参加者からは「TMRセンターを立ち上げて平均乳量は伸びているのか」との質問があると、担当者からは「個人差があり一概には言えないが、平均すると伸びている傾向にある」との説明がありました。

バンカーの説明

説明を聞く参加者

 

 

 

 

 

 

視察終了後は大樹町のだいじゅ園にて焼肉懇親会を行い、冷えた身体を温めました。

 

南部十勝地方連事務局  大山 記

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