酪青研 活動報告76 福岡県連盟 役員会

福岡県連盟役員会を開催しました!

九州でも夏の猛暑が一段落して、人にも牛にも少しだけ過ごしやすい気候となった9月8日、福岡県連では役員会を開催し、役員・事務局合わせて13名が出席しました。
協議事項に先立ち、7月の九州北部豪雨で大きな被害を受けた朝倉市の酪農家から成る、あさくら研究会会長の林常任委員より、被災当時と直近の状況についてお話し頂きました。

 

林委員より豪雨被害状況について

被災当時は搾乳中の時間帯で、皆搾乳を中止して避難されたそうです。ご自身の牧場は牛の足が浸かる程の浸水があり、被害の大きかった牧場では、牛の首まで浸かるような状況であったとのことです。

また、地面に積んでいたロールや資材は全て流され、牧場に戻るとバルクが水に浮いている状況で、直してから搾乳したそうです。

現在は、普段通りの牛舎作業が行なえるようになった酪農家がほとんどですが、飼料は流された所から回収したロールの中から、使用できるものを見極めながら給与しており、大量の使用できないロールの処理や、土砂に埋まった飼料用米の田の対応等、今後の課題も多く残されています。

続いて協議事項に入り、下期事業についてを中心に、活発に意見を出し合ってより良い事業運営に向けて確認しました。

福岡県連としては、第69回日本酪農研究会発表者の壮行会や視察研修、球技大会、家族交流会等を今後予定しています。九州協議会事業、日本連盟事業にも積極的に参加して、福岡から九州を、全国を盛り上げていきます。

 

福岡県連盟事務局  佐々木 記

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