酪青研 活動報告142 徳島県連盟 視察研修

徳島県連 酪農視察研修を実施しました!

 去る2月26日、春の日差しを感じる陽気の中、徳島県連では毎年恒例の酪農視察研修を実施。今回の研修会も代表会員6名全員が参加し、人数は少ないながらも精力的に活動を展開しています。

 本研修会では毎年、近隣の優良酪農経営を視察していますが、今年はお隣の香川県高松市で酪青研の盟友でもある「しおのえふじかわ牧場」を視察しました。当牧場は「6次産業」という言葉が定着する前から乳製品の加工販売を開始(約20年前)、乳質や食育への意識の高さもさることながら、「限られた敷地面積を如何に有効活用するか?」「作業や動線を如何に低コストで効率化するか?」「乳牛のストレスを如何に排除するか?」という工夫が至るところに散りばめられていました。

限られた敷地ゆえに最大限の効率化を追求①
限られた敷地ゆえに最大限の効率化を追求②
子牛のネックウォーマーは人間用で代用(100円ショップで購入)※低コストかつ効果は大

さらには、自然の恵みである新鮮で豊富な湧き水を牧場で有効活用していることも特徴的であり、6次産業だけでなく牧場経営についてもしっかり地域と融合しているところが印象的でした。

ふれあい広場も充実①
ふれあい広場も充実②

 また、視察後は牧場自慢のソフトクリームを堪能しながら、藤川さんの経営理念、特に「牧場部門と販売部門の明確化の重要性(販売部門はお兄様が責任者)」といったお話もしっかり聞くことができ、非常に有意義な視察研修になったと思います!

ふれあい広場も充実①

徳島県連盟事務局  笠原 記

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