事務局便り in 笠岡干拓 希望園
去る2018年7月5日、酪青研関西協議会の会員の皆さんと岡山県笠岡湾干拓地にある「希望園」へうかがいました。
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「希望園」の山本社長に、2017年9月に完成した新牛舎と11月に完成した72Pロータリーパーラーを見せていただきました。
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搾乳担当4名、ポストディッピング1名、追い込み2名で搾乳作業を進め、スタートから洗浄まで3時間で約1,000頭の搾乳を行うそうです。
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飼養頭数1,070頭。1,000頭規模の牛舎には、56台のファンが取り付けられ、快適な気温と湿度が保たれています。
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また、いつでもフレッシュなエサを食べることが出来るよう、多回(1日12回!!)給餌。給餌ロボットはあるが使用せず、人手をかけて給餌するそうです。
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堆肥舎には巨大な攪拌機が設置され、全く臭気はありません。
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2018年7月9日着工で、2019年3月末の完成を目指し、11haの敷地に新牛舎、新堆肥舎、新飼料庫を建設中です。
規模拡大を進めつつも、牛のことを第一に考えて、飼養管理方法を選択されている山本社長。たくさんのこだわりがつまった「希望園」を見学させていただき、大変勉強になりました。
視察にうかがった当日夜から、岡山をはじめとする西日本を中心に豪雨災害が発生しました。笠岡湾干拓地はあと数cmのところで浸水被害をまぬがれたとうかがいましたが、ご報告を控えさせて頂いておりました。
被害に遭われた方々には心よりお見舞申し上げます。
お忙しい中、お付き合いいただき、ご案内いただきました山本社長、ありがとうございました。
事務局 横山 記
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