事務局便り(in片倉牧場)

酪青研会員の片倉幸一さんの片倉牧場(神奈川県平塚市)に伺いました。

快く対応してくださった
片倉牧場の片倉幸一氏

片倉牧場の様子をご紹介します。
片倉牧場は交通量の多い国道沿いに立地し、小学生の受け入れも行っていることから、ポニーやヤギ(3匹)を飼っています。(写真を取り忘れてしまいました)

ウォーターカップは掃除がしやすいよう、位置を高く上げています。

生堆肥には、近隣のお菓子工場から無償で引き取っているカカオの皮を混ぜて、発酵を促進させています。カカオの皮はビターチョコの良い香りがします。堆肥は畑で使用する他、近隣農家に販売すると共に、1kgの袋詰めにして農協の直販所で販売しています。

 

 

 

 

 

敷料は、近隣の建具屋から無償で引き取っている“おがこ”と近隣の小学校から引き取っている“シュレッダーくず”に、消石灰を混ぜて使用しています。

暑熱対策には、天井に扇風機16台と、ミストの噴霧管が4頭に1台ずつ設置されています。

見知らない人間が視察に押しかけているにもかかわらず、とてもリラックスした様子の牛達。

ウトウトお昼寝?!

数年前、山梨から2頭導入したジャージー牛は8頭に増え、乾乳牛舎を占領。ジャージー牛舎を作り、「直販所でジェラートの原料として販売したい」と考えているそうです。

片倉さんは「エサはエサ屋さん(TMRセンター)に、繁殖は獣医さんに、改良は種屋さんにお任せして、自分は搾乳とエサやりをしているだけ」と話されていましたが、新しいことにも意欲的に取組み、酪農業について考えるところは考え、任せるところは明確にして、何事にも前向きなお人柄を感じました。

片倉さん、お忙しい中、丁寧にご説明いただき、ありがとうございました。

日本連盟事務局  横山 記

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