酪青研 活動報告05 とまこまい地方連 トウモロコシ収量調査

今年の北海道は台風が立て続けに襲来し、その影響から多くの自然災害が発生しており、自給粗飼料の生育への影響も懸念されるところです。
そのような状況のなか、9月7日(水)にとまこまい地方連(梅藤正晴委員長)は雪印種苗㈱道央営業所に協力いただきながら「トウモロコシ収量調査」を実施しました。

  

計7圃場の収量調査したところ、その反収は4,299kg。過去5年間の平均反収(6,295kg)に対し86.3%という大変残念な結果になりました(ちなみに昨年の平均反収は6,765kg)。

  

そのため、今のうちから今後のコーンサイレージ調達を検討しはじめる会員もいるほどです。
また、収量調査で巡回した圃場のなかには台風による影響から茎折れが散見される圃場や、傾斜地の圃場を流れた雨水の跡が深い溝になっている圃場もあり、やはり今年の夏の異常気象を痛感したと同時に、今後の酪農経営への影響も心配される収量調査の結果となりました。

 

とまこまい地方連事務局  柳瀬 記

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