北海道協議会中堅会員研修会を開催

どうも、北海道協議会事務局酒見です。北海道協議会では3月9日と12日に中堅会員研修会を開催しました。例年、酪総研シンポジウムに参加した後、シンポジストとの意見交換会という構成で企画してまいりましたが、昨今の情勢を鑑み、リモート研修というかたちで開催致しました。札幌の北海道酪農検定検査協会(以下、酪検)本所を本会場とし、雪印メグミルクの工場をはじめ、農協や自宅、道内複数個所を繋いだ大規模研修となりました。
講師に酪検技術アドバイザー田中義春氏をお招きし、「デノボ脂肪酸」と「牛群検定WebシステムDL」をテーマに講義を頂きました。講義後には「DL」の実践研修と銘打って、小島会長、山本顧問の牛検データをサンプルに操作方法や分析方法といった酪農経営への活用ポイントを伝授して頂きました。
会員の中には既にDLを使いこなしている人もいれば、「DLとは?」という人、牛群検定に加入していない人もいて、最初反応はイマイチでしたが、実践研修を行うにつれ、「これは便利」「こんなこともできるのか!」など盛り上がってきました。
今回、リモートでの双方向コミュニケーションを目指した研修を企画しました。音声が若干聞き取りづらいなどの小さな不具合はあったものの、概ね研修として有意義なものにできたのかなと感じました。また、リモートということで、これまでの集合研修よりも参加者が増加したことは、このコロナ禍で得られた成果とも言えるなぁと若干複雑な気持ちになりました。
(北海道協議会事務局 記)

美瑛会場

大樹会場

磯分内会場