酪青研 活動報告112 中標津地方連盟 担い手研修

【中標津地方連 担い手研修を開催しました!】

中標津地方連(安達永補委員長)は、5/17-18の2日間、若手会員を中心とした担い手研修を開催しました。

集合写真(イワタファームにて)

研修1日目は、オホーツク方面まで足を運び、興部町の有)イワタファームを視察しました。イワタファームでは、役員で後継者でもある岩田秀一さんに圃場管理を中心とした植生改善について、更新方法や維持管理の取り組みをお聞きしました。重粘土壌における表層攪拌による草地更新や、追播・物理的改善・施肥管理などによる圃場の維持管理について、実際の圃場を歩きながら岩田さんの考え方をお聞きしました。

フィールドでの検討会(イワタファーム)

1日目の夜は北見に宿泊。北見市内のオホーツクビールファクトリーで懇親会を行いました。懇親会では、北見のタマネギが入ったコロッケなど地元食材をクラフトビールで美味しくいただきました。

オホーツク地ビールで乾杯!

2日目は清里町に移動し、釧網協議会長の佐藤繁雄さんの牧場を視察しました。清里町は耕種農家が多く、農協や行政の支援体制も耕種中心になっており、融資や助成が畜産業には使いづらい状況とのことでした。この為、佐藤さんは本牛舎建築の際、投資額を抑えざるを得ない状況で、古電柱を活用して自作でFS牛舎を建設しました。視察ではこの牛舎の見学を中心に、建築時の苦労や平成27年に雪害で牛舎の一部が崩壊した時の話などをお聞きしました。

佐藤会長からお話を聞く

2日間の視察では、参加者は熱心に質問し大いに学ぶことができました。ただ心残りは、北見での締め焼肉が時間の都合で出来なかった事です。こちらはいずれリベンジしたいと個人的に思っています。

集合写真(佐藤茂雄牧場にて)

 

中標津地方連盟事務局  村田 記

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