事務局便り(in 宮城県蔵王町 阿部牧場)

6月28日、東北協議会会長 阿部賢一様の牧場を訪問しました。
牧場がある宮城県蔵王町は、夏は避暑地として、冬はスキーで有名な地域です。また、毎年、全日本こけしコンクールが開かれるほどのこけしの名産地です。
阿部さんも冬はスキーのインストラクターとして、ゲレンデで大活躍されています。

こけし

阿部委員長

阿部牧場の牛たちは、多くが除角されていません(最近、息子さんが帰省された際に、「除角しなきゃ駄目だ!」と数頭は除角されたそうです)。
牛はお産の時に、体内の栄養をとても多く使うので、その時期に生える角は細くなるそうです。そのため、角を見れば何産の牛なのか分かるそうです。

この牛は最長老の7産の牛

現在の育成牛舎は先代が木製の電信柱を使って建てられたそうですが、角がある牛が柱をこすってしまい、削れてしまっています。「牛舎の新設は次の代だな~」と苦笑いされつつ、次世代への期待を滲ませました。

角で削られた柱

東北協議会事務局  大島 記

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