常任委員・事務局長会議、酪農懇談会を開催!
7月11日(木)、雪印メグミルク㈱の本社にて常任委員・事務局長会議が行われました。
檜尾委員長よりご挨拶をいただいた後、2024 年度の会員動態および一般会計収支決算見込みについての報告、また今後の研究会や研修などについて協議されました。
今年の主な行事は、下記の通りで予定しています。
10月 第3 回国内研修(金沢)
10月 第44回海外酪農研修(ニュージーランド)
11月 第75 回日本酪農研究会(札幌大会)
常任委員・事務局長会議の後には、檜尾委員長をはじめとする酪青研役員と雪印メグミルクグループ役員との酪農懇談会が開催され、「酪農乳業の持続可能な取り組みについて」をテーマに様々な意見交換がありました。
講演の最後にはプレゼンターの、Jミルク 山崎事務局次長より
「様々な問題がある中で安心して生活できるよう、SDGsが策定された。
今、酪農乳業は人類が存続するために必要な産業なのかが問われている。環境や動物の扱いなどの様々な観点から、酪農乳業は社会の一員としてSDGs に取り組んでいる姿勢を示していかなければ、消費者、社会から必要がないと判断されていく可能性が高くなっていくであろう。
最近はエシカル消費により、味や値段が購買基準ではなくなってきており、社会貢献として新たに、倫理的品質(アニマルウェルフェア、人権等)が追加されている。まだまだ日本では浸透してきていないが、SDGs については小・中・高校で必須科目として履修されている。5 年後、10 年後には、知識や認識を持った消費者が増えてくることが予想されるため、様々な課題がある中でも我々も力を入れて取り組んでいかなければならない。」とお話しいただき、それぞれが更に深く今回のテーマについて考える時間となりました。