東根室地方連牛乳乳製品消費拡大運動を行いました
さる昨年12月20日、北海道協議会東根室地方連において、牛乳乳製品の消費拡大運動を実施しました。
例年であれば、地方連において牛乳乳製品を使用した料理講習会を開催していましたが、ご多分に漏れず、新型コロナウイルス感染症の影響が収まり切っていないため、趣向を変えた内容に変更しました。
酪農乳業界で大きな課題となっている脱脂粉乳在庫の低減といった観点で、決して馴染みあるとは言えないスキムミルクが日常生活でもっと消費されるよう、役員によるスキムミルクと活用レシピパンフレットの会員配布活動を行いました。
また、牛乳の飲用消費がより進むよう、昔なつかしいミルメーク(ココア味・イチゴ味・バナナ味)も同封しました。ご存知の方も多いかと思いますが、ミルメークは昭和40年代初めに開発・発売された商品で、牛乳に溶かして飲むことで、様々なフレーバーのミルクが味わえる代物です。今でもそうかは分かりませんが、小学校・中学校の給食で扱われ、とても人気だったと記憶しています。現在ではメロン味やキャラメル味もあるらしく、より楽しみ方が広がっているようです。
後日、会員に話を聞くと、「ミルメークは子どもが早々に使ってしまって、自分の口には入らなかったよ」といった話や、「スキムミルクって結構料理に使えるんだね。知らなかった。」といった話、「スキムミルクとミルメークを混ぜて溶かしたら一石二鳥だね!」といったコメントがあり、各家庭で消費が進んだ様子がうかがえました。
酪農乳業界には逆風が吹き荒ぶ情勢が続いていますが、アイディアを持ち寄って前向きに活動し、ピンチをチャンスに変えていくことができればと思います。