事務局便り(in 岡山 檜尾牧場)

知多大動物病院の鳥羽先生が岡山に襲来!!

桜もピークを過ぎかけた4月5日、関西協議会の檜尾会長の牧場で番外編の企画が実施され、事務局も急遽訪問してきましたのでご報告いたします!

今回の企画については、檜尾会長が直面している繁殖管理の課題について、昨年の日本連盟中堅会員研修会にて講師を務められた知多大動物病院の鳥羽雄一先生に対して他地域における現場レベルでの指導を依頼したのが始まりのようです。
また今回は鳥羽先生の他に同病院のホープである三宅伸悟獣医師も参戦し、まずは共済による各種データを確認、その後、育成、乾乳牛も含めた乳牛のコンディション、施設、機械等を確認して回りました。

乳牛のコンディションを確認

データに目を通す知多大動物病院の先生
(左;鳥羽先生、右;三宅先生)

 

 

 

 

 

 

 

その結果、「檜尾牧場の技術指標は高いレベルであり、乳牛の状態も概ね良好であると評価できるが、本人が感じているとおり、繁殖管理改善(特に分娩間隔の短縮)により経営成績はさらに向上する」との指摘があり、そこからその改善に向けた熱い議論が展開されていきました!

課題解決に向け、熱い議論が展開されました!

 

一方で、檜尾牧場の後継者候補であり、現状、哺育部門を完全に任されている従業員の山本百紅さんは、現在子牛の軟便傾向が悩みのようで、自作のマニュアル片手に先生方に真剣にアドバイスを求める姿も非常に印象的であり、将来への期待も高まります。

後継者候補の山本さん(左)
たくさんのアドバイスをもらっていました!

 

今回、この番外編に事務局として参加させていただきましたが、お二人の先生の酪農現場をベースにしたさまざまな経験、向上心に基づく分析力や指導力はもちろん、酪農現場での課題を農家さんと一緒に解決していこうというスタンスは非常に現場の力になることを感じた次第であり、こういった企画の重要性を改めて感じることができました。
今後、関西のみならず、地域を越えて同様な取り組みが展開されていくことを期待します!

なお鳥羽先生が坊主頭になっておりますが・・・理由が気になる方は直接聞いてみて下さい^^

関西協議会事務局  笠原 記

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