事務局便り(in ISM Farm)

先日、デーリィ・ジャパン社の前田専務にご案内いただき、松田事務局長と栃木県那須塩原市にあるISM Farmにうかがいました。

那須塩原駅には“生乳生産 本州一のまち”の横断幕

 

来年2月に実施予定の酪青研 第41回海外酪農研修では、ドイツにてGEA Farm TechnologiesやGEA社の搾乳ロボットを導入している農場の視察をメインにしています。

 

そこで、今回、国内でGEA社の搾乳ロボットを使用しているISM Farmを見学させて頂きました。ISM Farmでは、GEA社のMI-1(2台)とカウスカウト(8月の中堅会員研修でオリオンさんから紹介予定)を導入しており、1頭1頭の搾乳量や繁殖管理、蹄病や乳房炎の注意喚起等のデータをモニターで確認することができます。これらのデータはスマホやパソコンでも同様に閲覧することが出来ます。

首と脚にカウスカウトが装着されています

 

搾乳ロボットは2台が並列に配置され、ミルカーを装着するユニット1台が2台の搾乳ロボットを行き来します。

 

ISM Farmでは、2016年に自動給餌機、エサ寄せロボット、TMRミキサーを導入し、給餌に関しても自動化、省力化を進めています。

当日ご一緒して下さったDairyJapanの磯秀太郎さん(磯先生の御子息)

 

代表を務める磯日出夫氏は獣医師で、市内で診療する磯動物病院の院長です。磯院長は、日本ホルスタイン登録協会認定ジャッジマンとして、共進会で審査員を務めるなど、改良にも大変詳しい方で、ご自身の牧場で理想の牛郡を作りたいと、将来像についてもお話いただきました。

磯院長

磯院長、ご多忙な中、お時間をいただき、ご説明ありがとうございました。
デーリィ・ジャパン社 前田専務、磯 秀太郎様、長時間お付き合いいただき、ご案内いただき、ありがとうございました。

事務局  横山 記

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